外国人雇用でミャンマー人に特化した採用戦略で企業の成長を支援する特定技能外国人登録支援機関、ネクストドアです。
日本人だけでは足りない労働力の確保のため、様々なかたちで外国人労働者の受け入れが進んでいます。
中でも少子高齢化の影響が大きい介護業界では、人材確保が急務。
すでに多くの外国人労働者が働いています。
しかし、そんな中でも今、注目されているのが特定技能「介護」資格保有者。
それには理由があります。
今回は改めて、特定技能「介護」資格の外国人労働者を雇用するメリットについて徹底解説!
外国人労働者を採用したいが、色んな資格があってよくわからない。
特定技能にこだわった方が良いの?そんな疑問をお持ちの方は必見です。
即戦力になり得る
特定技能「介護」資格を取得するには、3つの試験に合格しなければいけません。
その中の一つ「特定技能介護の検定試験」は、どの特定技能分野にもある、その専門分野に関する技能を測るための分野別技能評価試験の一つです。
出題されるのは以下のような内容です。
・介護の基本
・こころとからだのしくみ
・コミュニケーション技術
・生活支援技術
・実技試験 ※実際に実技を行うわけではなく、試験形式です
そして、その合格基準は問題の総得点の60%以上となります。
介護に関する基本的な知識を問うもので、介護における必要最小限の、これだけは知っておいて欲しい!という内容になっています。
これに合格しているなら、実際に現場で働く際も、ゼロから教える必要はないでしょう。
採用後、早期での活躍が期待できます。
日本語能力も問題なし
前述の資格取得のための3つの試験のうち、残り2つは日本語能力に関する試験です。
1つは、他の分野と同じ基本的な日本語能力を確認するための試験。
「国際交流基金日本語基礎テスト」のA2以上または「日本語能力試験」のN4以上の合格が条件となります。
このいずれかに合格することで、日常会話や読み書き能力はあることになります。
そしてもう一つ、介護分野のみに課せられる「介護日本語評価試験」というものがあります。
介護の現場では日常会話だけでなく、利用者の方の健康に関すること、時には医療用語なども交わされます。
介護職ならではの専門用語も多く用いられるため、その知識は身につけておく必要があるのです。
そこで、特に介護において必要とされる日本語能力を評価するための試験が用意されています。
出題されるのは以下のような内容です。
・介護のことば
・介護の会話・声かけ
・介護の文書
こちらも合格基準は、問題の総得点の60%以上です。
これらの試験に合格することが必要なので、特定技能「介護」資格保有者は、知識や技能と併せて日本語能力も高いと言えるでしょう。
関連記事:特定技能「介護」の資格はどのくらいの日本語レベル?注意点は?
従事可能な業務範囲が広い
最近の介護の現場では、日本人、外国人を問わず無資格で働く方も増えています。
しかし、無資格の場合は従事できる業務内容が限られてしまいます。
介護の業務には大きく分けて2種類あり、
1つは、食事や排せつ、入浴のサポート、就寝時や起床時、更衣の介助など、利用者の身体に直接触れる「身体介護」。
もう1つは、買い物や料理、清掃、送迎など、利用者の身の回りのサポートをする「生活援助」です。
無資格の場合、前者の「身体介護」の業務に従事することは認められていません。
一般的に身体介護業務は、初任者研修以上の資格が無ければ従事できないのです。
しかし、特定技能「介護」資格を保有していれば、身体介護業務も可能。
つまり、施設の清掃や管理といった運営のサポートから、利用者の方への直接的なサービス・介助まで、幅広い業務に従事することができるのです。
助成金がもらえる場合も
外国人労働者を採用したいが、雇用するにあたってのサポートや環境整備のためのコストがネックとなってためらっている企業様もいらっしゃるかもしれません。
そうした働き手不足と採用コスト問題への対策として、外国人の雇用に関して様々な助成金や補助金の制度があるのをご存知でしょうか?
例えば人材確保等支援助成金。
これは、外国人労働者との言語や文化の違い等によるトラブルを解消する為、就労環境を整備することを目的とし、外国人労働者の職場定着に取り組む企業を支援する制度です。
支給要件はありますが、最大で72万円が支給される場合も。
また、自治体によっては独自に助成金や補助金の制度を設けている場合もあります。
他にも、特定技能「介護」限定で支給されるものでければ、様々な助成金・補助金制度が使える可能性も。
「特定技能」や「介護」といったキーワードに拘らず調べてみるのが良いでしょう。
関連記事:特定技能「介護」の雇用に関して受けられる助成金や補助金は?要件や内容を解説します。
まとめ
特定技能「介護」資格を持つ外国人労働者は、技能面においても、日本語能力においても優秀で、即戦力になることが期待できます。
任せられる業務の範囲も広く、さらには雇用することで助成金ももらえるかもしれない。
受け入れ企業にとってはメリットだらけですよね。
もちろん、その分、慣れない日本での生活や就労のサポート、支援は必要ですが、人手の足りない介護現場にとっては救世主となるのではないでしょうか。
とはいえ、どうやって採用したらいいの?採用後のサポートはどうすればいい?
そのような疑問やお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、ネクストドアの「外国人採用戦略診断セッション」を受けてみてください。
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