創業の思い

私は、大学を卒業後、デベロッパーの会社に就職し、その後、36歳の時に独立をして不動産会社を設立しました。新卒採用も行い、社員も13名になり、地域で1.2位を争う不動産仲介会社となっていました。

しかし、私は少子化が進み、人口が減少している中、不動産の需要が少なくなり、価値が減少していく事に不安を抱いていました。そのような時に友人の誘いでミャンマーに旅行に行く機会がありました。

ミャンマー国は、仏教国で輪廻転生を信じています。現世は来世のためにあり、日々徳を積む為に生きているミャンマー人。 昔の日本を感じそして癒されていく自分がいました。街では、仕事のない若者で溢れています。少子化で若者を採用出来ない日本と共生できると静かな情熱が湧いてきました

不動産会社を事業継承して会社を設立

日本に戻り私は、不動産会社を右腕の優秀な社員に事業継承し、旅行に行ったメンバーと共にミャンマーの若者を人材不足の日本企業に紹介する協同組合事業を興しました。

事業は軌道に乗りましたが、創業メンバーの利益至上主義の体質に「会社の目的は何なのか?」をいつも自問自答を繰り返していました。

私は、「誰かの役に立つ事、企業や人に貢献する、社会になくてはならない会社を作りたい。」と強く思い、協同組合のメンバーから抜けました。

人手不足の日本企業 と 働く場所がないミャンマー人の役に立ちたい

そして、2018年に50歳で株式会社ネクストドアを創業しました。ミャンマー人に人生の次の扉を開けるためのきっかけを作り、サポートしていきたいという思いからの社名です。

しかし、創業から5年は苦しい時期でした。創業の翌年、新型コロナウイルスの発生により、実質3年1ヶ月出入国出来ない状態になり事業はストップ。預貯金も底をついた時タイミングで入国できる状態となり、私は夢中になってミャンマー人を雇用してもらえる会社に営業をしました。

顧客第一主義のもと、採用企業より採用と育成を真剣に考え、ミャンマー人に家族のように寄り添っていく事をセンターピンに置いて事業を行った結果、リピート率87%、紹介率81%の会社になりました。企業からミャンマー人から必要とされることで自己実現ができ、社員の幸福度が高い会社を目指します。

現在、ミャンマーは非常事態宣言のもとクーデターが起こり、不安な状態です。一人でも多くのミャンマー人を日本の企業に採用まで導き、私たちのように安心安全な世界を自らの手で作り出した欲しいと願っています。

私の人生理念は、「愛」「感謝」「貢献」「達成」です。

日本とミャンマーを繋ぐリーディングカンパニーとして業界のモデルとなり、日本の問題とミャンマーの問題を同時に解決をして共に成長していきましょう。